シンプルで、有効で、効率的な温暖化対策(不都合な真実では語られなかった本当に不都合な真実)

今更な話なのですが、先日、アル・ゴア氏の「不都合な真実」を観ました。
おおざっぱな内容は知っていたし、今更・・・的な内容だと思ったので観てなかったんだけど、人と環境問題を話す時の為に、これだけ話題になっている映画なので観といたほうがいいと思ったのです。
不都合な真実 スペシャル・コレクターズ・エディション
不都合な真実
内容自体は今まで知らなかった事や、懐疑的に想っていた事がデータと共に示されて、わりと興味深かったです。ただ、どちらかといえば危機意識をあおるだけで、有効な解決策をあまり提示していなかったので、そこのところがちょっと気になりました。
実は、現在、我々が直面している地球温暖化に最も有効な解決策があるのはご存知ですか?
C02を含めた温室効果ガスの削減を効果的かつシンプルに行う方法。それはハイブリッドカーも、深夜放送の自粛も、プロ野球の試合短縮なんかも必要ありません。(やったほうがいいのは確かですが)
まして20年度までにに52兆円もの負担を負う必要はないのです。
(ただし、長期的な省エネ技術の研究開発とその普及は必要なので、負担がゼロというわけにはいかないのですが・・・)
我々の生活スタイルをほんのちょっと見直すだけで実現可能で、なおかつ健康にもいい方法があるんです。
・・・それは・・・
牛肉を食べる量を半分に減らす事です。
実は、現在我々が直面している環境問題のうち地球温暖化に関しては家畜、特に牛による環境破壊が最も大きな原因であり、その環境への打撃は飛行機や自動車といった化石燃料を使用する交通機関全てを合わせるよりも大きいのです。
ある研究結果では、牛肉1kgあたりを生産するために36.4kgのCO2(二酸化炭素)を排出する そうです。これをガソリンに換算すると、15.8リットル相当・・・つまり、200gのステーキを食べる事は約3.2Lのガソリン相当のCO2を排出する事に与しているわけです。また、牛はメタンを排出しますし、エサとなる穀物畑を開墾するために多くのジャングルを焼いている(つまり二酸化炭素の吸収を阻害している)ので、この数字はもっと深刻でしょう。
これは全く根拠のない話ではなく、国連食糧農業機関(FAO)やその他の研究者が指摘している事です。

関連リンク
牛が環境への最大の脅威 FAO報告
牛肉と地球温暖化の関係
ビーフは温暖化の始まり、でも一体どうすれば

牛肉食が一つの文化であるアメリカ人であり、牧場が実家であるゴア氏は一言たりとも触れていませんでした(むしろ、作中ではポジティヴに描写してました)が、牧畜は、地球温暖化の大きな元凶の一つであり、タバコ畑がゴア氏の姉君に与えた以上の打撃を地球環境に与えているのです。
牛肉を食べる量を半分に減らす。できっこないって思いましたか?
牛肉を食べるのを止める必要は無いんです。減らすだけなんです。
不足分のタンパク質は鶏肉や、魚、そして植物性のもので補えるんです。
燃費が今の2倍いいクルマを開発し普及させるほど難しくはありません。自動車を自転車に代えるほど我々のライフスタイルを変える必要はありません。電化製品を省エネのものに買い替えるほどお金もかかりません。
それは地球環境にも健康にもいい事なんです。
シンプルで、有効で、効率的な手段はお嫌いですか?
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追記
この運動が(仮に、万が一)大きなムーブメントになったら、外食産業や畜産産業からお叱りが来るといけないので書いておくけど、食べる機会自体が減るからこそ美味しくて安全なものを食べようとアピールすれば、それはプレミアムの付加による高収益などに繋がり、新たな利益へのチャンスだと僕は信じています。
ただ、全体の規模自体は縮小しないといけないと思いますが、どんな時代でも環境による産業構造の転換というものがあったわけで、それは甘受するしかないでしょう。
生き残るために過去の成功体験に固執する事無く変化を続ける事はいつの時代も必要なのです。
さらに追記(08.04.18)
肉食が環境に影響を与えている事は、書籍版「不都合な真実」では、最後のほうで触れられていました。
ただ、重要度と有効性の割には扱いが小さいかも・・・

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